2015.11.28更新

今日は野球肩についてです。野球肩は、野球肘の肩バージョンという考え方で良いと思います。基本的に痛みを発生する動作も同じで主な原因もオーバーユース(使い過ぎ)で起こります。

 

野球肩は、発症しやすい特徴があります。

それは肩甲骨の硬さです。背部で両手を合掌できるくらい肩甲骨の柔軟性があればあまり問題ないのですが、それができなかったり可動域が著しく制限されていたりすると発症しやすいと言われています。

 

肩関節の解剖学で言うと肩周りはローテーターカフと言われるインナーマッスル(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)の4つの筋肉によって可動をします。肩関節は機能学的にみても解剖学的からみても筋肉によって守られる(依存性)が高いため炎症を起こしやすいのです。野球肩は、少年から青年期にかけて発症します。中年以降になってから起こる五十肩と痛みの理論はほぼ同じだと考えます。

 

上記のように筋肉の炎症のみだと投球中止の期間を設けて炎症をとる治療をすれば3か月ほどでほぼ痛みはなくなりますが、関節の不具合(関節唇の損傷)がある場合は、手術適応になることもあるので注意が必要です。

 

治療としてはインナーマッスルの筋力トレーニングと肩関節周りの消炎、肩甲骨の柔軟性を出すために肩甲骨内に鍼治療を施し通電をかけて肩甲骨を強制的に動かします。この治療法は、それなりに経験がないと難しいため、治療ができる鍼灸師は限られます。是非一度ご相談下さい。

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投稿者: 世田谷総合鍼灸整骨院

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