2015.11.06更新

今日はむち打ち症の種類、最後の疾患になります。脊髄損傷を伴うむち打ち症についてです。脊髄損傷と聞くとかなり重症度の高いものと思われる方もいらっしゃると思います。確かに後遺障害が残りやすいですが、下半身不随などの場合を除き、まれに存在するむち打ち症になります。神経根型の頸椎捻挫と違うのは脊髄の損傷になりますので上肢の神経痛のみならず下肢にも症状が出現します。脊髄を「神経の根本」と考えると理解できると思います。「根本が損傷すると全身に症状が出る」と言うことです。脊髄損傷型の場合、神経症状の中に膀胱直腸障害が現れます。これは排尿や排便をつかさどる脊髄に異常をきたしているために起こります。また神経の痺れも両側に出ることが多いです。手術適応になる場合も多いので世田谷総合鍼灸整骨院でも紹介書をお書きし適切な対応を行っております。

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投稿者: 世田谷総合鍼灸整骨院

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